頭足岩人ミニモアイロボ

この島のあちこちに埋まっているモアイロボには色々な型が存在する。中でも多く見られるのが体と頭部が一体化した頭足人型のモアイロボだ。
身の丈は人ほどで大型のモアイロボが埋まっている付近にそれを守るように沢山埋められている。
モアイロボ同様刺激を与えると動き出し、驚くことに人の命令を理解する。その為ガンボ族はそれらを発見すると掘り出し動く物は労働力として利用している。
我々探検隊もジャングルの中で一体、状態が良い物を見つけた。そのモアイロボ、今やどの隊員よりも頼りになる存在である。

「アバロン島探険譚」第七十五章九項より